このブログを見ている方は、現在軽貨物のドライバーをされている方、もしくはこれからやろうと考えている方。脱サラして軽貨物の世界へ飛び出そうとしている方、様々だと思いますが、皆軽貨物ドライバーにプラスの印象を持っているけれど実際どうなんだろう?という方が多いと感じます。
この記事ではそんな軽貨物の魅力について迫っていきたいと思います。
目次
軽貨物ドライバーってどんな仕事?
軽貨物=軽自動車の貨物車。いわゆるバンですね。その車体に乗り込み、運転技術を駆使し、頭を使い適切なルートを構築し、荷物を適切に運ぶ仕事です。
その仕事の幅はとても広く、宅配、引っ越し、企業間配送、デリバリーサービスなどがあり、仕事の期間もスポットやチャーター、定期など、様々な形態があります。
そんな軽貨物は大型輸送や大手宅配運送会社のセールスドライバーなどの脇役的存在に見られがちですが、そんなことはありません。寧ろ収入的には軽貨物ドライバーの方が勝っている場合もありますし、会社に属さず業務委託契約が多いため、知識と経験さえあれば、割と自由奔放に仕事ができる素晴らしい仕事です。
仕事の相棒が車なので、仕事のあと、そのままその車でどこへでも飛び出れますし、車中泊をして温泉に浸かり、そのまま次の日別の現場へ・・・ある意味ノマド的な生活もできるのです。
荷物一つを配達して単価〇〇円という契約や、8時間チャーター(拘束)で〇〇円、スポット案件(〇〇という条件をクリアで業務終了)など請負形態は多様です。
どんなところが軽貨物の魅力?
店内業務や室内業務と違い景色が変わり刺激がある
風景が変わっていくので、同じ店内や室内にずっといる仕事に比べて飽きない。宅配は割と同じエリアを回るが、それでも新鮮さを感じられることが多い。
季節を肌で感じられる
寒い冬は寒く、暑い夏は暑い。空調の効いた室内作業とはまた少し違う。窓を空ければ風を感じて走ることもできる。外作業の仕事よりは避難先として車を活用できるし、程よく「外の世界」を感じられるのだ。
売り上げが割と高い
月の売り上げ50万はザラにあるし、頑張れば60万、70万も夢ではない。筆者が20代にもしも戻れるならば、月収30万ほどの会社を辞めて、軽バンを中古で買えと自分に薦めたい。
仕事に困らない
宅配業界では2013年から右肩上がりで通販の荷物が増えており、慢性的な人手不足だ。今ではギグエコノミーがあり、スマホのアプリ一つで様々な仕事が受注できる。ウーバーイーツやハコベル、Pick-go、AmazonFlex(アマゾンフレックス)など登録さえしておけばいつでも仕事を受注できる。面接など必要ないのだ。
会社に属さず個人事業主(フリーランス)なのでやり甲斐がある
一番の楽しみはここにある。もちろん仕事がいつなくなるかもわからないし、なくなったら自分で探さなければならない。もしくは自分でお金を生み出さなければならない。会社員として働くのに慣れて思考停止していると、この感覚がわからないのだが、慣れてしまえば簡単だ。じっとしていたら飢え死にするだけだからだ。しかしその死と隣り合わせの感覚が、自分のビジネスアンテナを敏感にし、何事もビジネスベースで物事を考えられるようになってくるものだ。
会社組織に属さず、自分の意志で全て決める。これこそが生きていること、仕事をしていることを実感できる最良の方法なのではないかと思う。
軽貨物始めるには何が必要?
ズバリ黒ナンバー登録された軽バンです。
カーリースという方法もあり、毎月一定額を支払って車を使わせてもらうという方法もあります。
しかし一般的には自分で軽バンを用意し、黒ナンバーを取得し、請負先を決めるという流れがベターです。自分の車両の方が貰える金額は高いです。
黒ナンバーの取得方法は別の記事で随時紹介していきます。