軽貨物ドライバーとして脱サラをし、自分の力だけでお金を稼ぐ。何物にも基本的に縛られないし、上司も社長もいない。対応するのは元請けの社長さんやその社員さんだけだ。上から言われるのではなく、ビジネスパートナーとしての進言や提案、苦情といったところだ。
これならやる気がでるというものだ。
目次
まずは軽貨物の元受けとの契約
色々な形態がある。
大手運送会社と直で契約するパターンが一番のセオリーだ。
ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便。この3社が大手運送会社の基本となる。
ヤマト運輸は荷量が多く基本的に宅配がメイン。アマゾンが占める割合は15%程度との事だが、走るコースによっては40%から60%を占めることもある。若い世代が多い地域はアマゾンなどのECチェーンが多い。
佐川急便はBtoB、いわゆる企業配が多い。宅配もやるが少し配達エリアが広大になる傾向がある。
日本郵便はアマゾンも取り扱う。一時期ヤマトの荷物が日本郵便に流れ、荷物量が増加した。拠点数が多少少なく老朽化しているそうだ。
その他にはアマゾンが他のデリバリープロバイダに委託しているパターン。丸和運輸機関、TMG、ファイズ、ギオンデリバリー、SBS即配、若葉ネットワーク、ヒップスタイル、カトーレック、札幌通運、ヒップスタイル、アイアンドアイ千葉中央などだ。
請け負う契約のパターン
単価制と時間制、定額制がある。
単価制は一つの荷物を配達完了したらいくら払うよっていうスタイル。配達完了しないとお金にならないので持ち戻った荷物(不在だったもの)は0円。
時間制は1日12時間拘束で24000円です。というパターン。
定額制は決まったコースをいくらかで請け負うパターン。
一番やる気がでるのは単価制であるが、定額制や時間制は売り上げの見通しが立ちやすく、収入面で計画が立てやすい。
自分の稼ぎたい金額の目安を決めたら、それに向けてどのパターンが一番いいのか考察していただきたい。
結論 会社で選ぶのではなく、契約内容で選べ
今は大手3社が宅配についてほぼ独占 という構図が激変している。アマゾンのデリバリープロバイダーをはじめECチェーンの自社宅配網なども拡大しつつある。仕事の幅を選べる時代になっている。会社で選ぶよりも契約内容で選ぶべきであるし、いつでも他に移れる柔軟さが大事。
いつ何時その運送会社から荷物がなくなるかわからない時代になっていきているという事を念頭におくこと。ここで一生働けるんだ!なんてことは幻想にすぎない。