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元ぱちんこ店長だからわかること
業界で約13年ほど働いていた経験から、お盆、ゴールデンウィーク、年末年始は回収ということは火を見るよりも明らかなのです。少しでも多くの人が養分にならないようにしていただき、このコロナを乗り切ってほしいと思います。
動画で全て語っているので是非視聴していただきたいのですが、文章でしか見れない方向けに何故お盆にパチンコ店に行ってはいけないのか説明します。今年の夏は特に大回収になります。
1、かつてない閉店ラッシュから見る稼働減少
2021年3月末 8063店舗から
2021年7月末 7977店舗まで減少しています。(ぱちんこ情報島より)
ぱちんこ全盛期のピーク時は平成7年の18,225店。ピーク時の店舗数の50%を割り込み、ついに8,000店を割りました。
遊技人口が減って(稼働が減って)遊技客のぱちんこスロットをする時間・金額が減っています。=売上が減ります=粗利益が減ります。
従業員の数は変わっていないので、その分調整が厳しくなります。スロットは元々ベタピンがほとんどなので皺寄せはぱちんこの釘になります。
へそ釘はもちろん、BA(甘モード中の数値)、スルー、T1Y(アタッカーへの部分)などが絞られて回収されていきます。
主基盤に関しては完全確率なので調整しようがなく、あくまで釘調整やスロットの設定で調整されていると考えましょう。
遠隔信者の方や、割数を設定し自動で確率を変えられると盲信している方がたまにいらっしゃいますが、そんなことはなく、
単純に釘調整のみで大回収は可能です。
コロナの影響もあり、今年のぱちんこ店の経営は相当厳しいものになっているのが店舗数の減少からもわかる通り、例年以上に
回収をしないといけない「お盆」となっているわけです。
普段の営業では平日よりも土日に回収する調整にしていきますが、その土日が毎日続く感覚と言って間違いありません。
2、コロナの感染リスク(地方ばらまき)
これはぱちんこだけに限らない話です。ぱちんこ店だけ抜き出してということではありません。しかし自ずと大人数が集まる場所には、
感染のリスクが高まる事は必至の事実です。
現在新型コロナウイルスで猛威を奮っているのは「デルタ株」になります。
かつてのイギリス型の「アルファ株」に比べて今回のインド型「デルタ株」は1,4倍の感染リスクがあります。
重症化しやすく、ワクチンを逃れる可能性が高いのです。
ワクチン1回接種の方のワクチン有効率がアルファ株は51%ですが、デルタ株は33%に減ってしまいます。
去年のぱちんこ店の状況と今年のぱちんこ店の状況では違うのです。
お盆の時期で帰省し時間を持て余し、やることが無いからぱちんこ店へ行くのが例年のパターンです。
この地方へ帰省したコロナ感染者、菌保有者がぱちんこ店という大人数が集まる場所へ集まり、ばら撒くという
可能性が高いのです。
飲食店などは閉店時間を20時までにしたり、会食時間を制限したりして工夫を強いられています。しかしぱちんこ店は
夜の23時まで営業している店舗がほとんどであり(地方によっては22時)、感染リスクが非常に高いホットスポットになることが予想されます。
お店が営業するのは自由ですが、ぱちんこユーザーの良識や賢さに委ねられているといったところでしょうか。
ぱちんこ店のビジネスモデル=原資は客の財布
当たり前の話ですが、皆さんが遊びに行くことでぱちんこ店は成り立っています。養分になってくれる人がいるからお店は成り立ちます。
このブログの目的はそういったぱちんこファンの方が散財しないように、辛い思いをしないようにしていただきたく執筆致しました。
お金を失い、コロナに感染する。そんな最悪なパターンは避けるようにしたいものです。
最後に、このお盆というのは年末までの資金集めの時期でもあります。ここを無傷で乗り越えることこそぱちんこファンが
長く遊んでいくコツなのでは無いでしょうか。
中小規模の店舗はどんどん廃業していきます。大型店は残っていきます。お客の分散していたエリアも中小店舗の閉店により、
大型店に顧客が集中し、さらに感染リスクが高まります。さらに出玉マジックにより(高稼働なお店は出ているように見える錯覚を演出できる)
さらに栄えていきます。
ぱちんこ店の従業員も気をつけて
これだけ閉店、倒産しているということは路頭に迷っている方もいると言うことです。
まだ働けている環境にいる方は、今のうちにぱちんこ業界から脱出する準備をしておくことを強くお勧めします。
業界に未来はありませんし、いざ放り出された時に準備をしているのとしていないのとでは、その後の人生に大きく影響が出てしまいます。
皆さんの人生が実りあるものになりますように。
筆者のごーしんとは「オンラインサロン」にて会話をすることもできますので、おなやみの方は是非ご相談に来てくださいね!